Google の方は切り替え方が 2 つ。それぞれにメリットやデメリットがあるけども、メールを見る目的ならば「その2」がよいです。
Google その1 <アカウント切り替え>
まずはメインとしたいアカウントで GMail にログイン。眠っていたアカウントなので相当未読メールがあります。複数アカウントを簡単に切り替えられるようにすることで、埋蔵アカウントに再び日の目を!この状態で右上のメールアドレス(もしくは名前)欄をクリックしてみると、こんなメニューが出てきます。
そこから「アカウント設定」をクリック。
下のように、デフォルトではマルチログインが無効になっています。
「編集」のリンクから、マルチログインの有効/無効を切り替える設定画面にいきます。
色々と注意事項が書いてあるので、納得したら全てにチェックして保存ボタンを押します。
もしオフラインメールとオフラインカレンダーを使っているなら、影響をよく考えましょう。
メール画面に戻ります。(おそらく別タブに残っている)メール画面に戻って更新しても設定が反映されていないことがあるので、アカウント設定画面の「マイサービス」に表示されている GMail のリンクから戻るのがよいでしょう。
再び、右上のメールアドレス(または名前)欄をクリックしてみると、「アカウントの切り替え」というリンクが増えているのでクリックします。
さらに「別のアカウントでログイン」をクリックします。ログイン画面に遷移するので、別のアカウントでログインします。
別のアカウントで GMail が見られるようになりました。右上のプルダウンから、「アカウントの切り替え」をクリックすると、複数アカウントでログインしていることが分かります。どちらのアカウントでもログイン済み状態となっているので、あとは切り替えたいときに切り替えたいアドレスをクリックすればすぐにそのアカウントで GMail が開きます。
ただし、切り替えられるアカウントの数には上限が設けてあり、同時にログインできるのは 3アカウントまでになっています。少なくとも自分はそうでした。
また、同時ログインの情報は保存されないため、一度ログアウトしてしまうと、アカウントを切り替えるためにはまたそれぞれのアカウントでログインしなおさないといけません。
Google その2 <代理アカウント>
切り替えたいアカウントを完全に紐づけてしまい、いつでもどこからでも、メインのアカウントでログインしていれば、他のアカウントにログインなしで切り替えられるようにします。ただし、厳密に言うとこれは切り替えではなく、他のアカウントに GMail へのアクセス権限を委任する、という設定です(忙しいマネージャーの代わりに、部下がメールを管理する、というイメージ)。
そのため、切り替えた先の GMail でメールを送信すると、送信者欄に「委任者(送信: 代理人)」のように表示されます。
その1 では、メインのアカウントにログインした状態で設定をしましたが、今回は、切り替えたい先のアカウントで設定します。
つまり、A のアカウントから B のメールを見たいのであれば、B のアカウントで GMail にログインしておきます。
メール設定の「アカウントとインポート」の下の方にある、「別のアカウントを追加」をクリックします。
あらかじめ、「詳細」のリンクから詳しい説明を読んでおくことをおススメします。
別ウィンドウが開いて、メールアドレスの入力が求められます。現在の GMail アカウントへアクセスさせたいメールアドレスを入力して、「次のステップ」をクリック。
確認画面が出るので、「メールを送信してアクセスを許可」をクリック。
入力したメールアドレスに確認メールが届いているので、 承認用のリンクをクリック。
以下のメッセージが出て設定は完了です。メッセージに記載されている通り、設定はすぐには反映されないことがあるので、気長に待ちます。
しばらくしたら、メール画面の右上個所からアカウントを切り替えられるか確認してみましょう。現在のアカウント(デフォルト)の下にもうひとつのアカウント(代理)が表示されていれば設定完了です。
代理アカウントをクリックしてみると、ログインなしにメールを見られることが分かります。
ここまでの設定で、A から B のメールを見られるようになっていますが、B からも A のメールを見られるようにしたい場合は、同じ手順で A から B へアカウント追加の作業が必要です。
Googleアカウント切り替えまとめ
2つの方法にはそれぞれメリットや制約があります。
その1 <アカウント切り替え> | その2 <代理アカウント> | |
---|---|---|
同時ログイン数上限 | 上限(3アカウント) | 上限なし(おそらく) |
情報保持 | 保持されない。ログアウトしたり、別環境から利用したりするときには、再度それぞれのアカウントでログインが必要 | 保持される。一度設定すればどこからでも見られる |
メール送信 | 普通通りメール送信可能 | メインアカウント以外では、差出人として「委任者(送信: 代理人)」のように表示される |
利用サービス | GMail, カレンダー, リーダー, サイト, コード等 | GMail のみ |
セキュリティ | 毎回ログインが必要なため、メインアカウントが奪取されても他のアカウントへの被害はない | メインアカウントが奪取されると他アカウントのメールもすべて見られてしまう(他アカウントが直ちに奪取されるわけではない) |
独自ドメイン(GoogleApps) | 切り替え可能 | 切り替え(委任)不可能 |
Windows Live
需要あるか分からないし、疲れたので画像はなしで。1. Windows Live へログイン
2. 右上のアカウント名をクリックし、プルダウンメニューから「オプション」を選択
3. 「アカウント」の2番目にある「リンク ID」をクリック
4. 「リンク IDの追加」をクリック
5. 現在ログインしているアカウントのパスワードと、別アカウントのID・パスワードを入力して「リンク」ボタンをクリック。
6.右上のアカウント名をクリックし、プルダウンメニューに別アカウントが表示されていることを確認。
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